研究課題/領域番号 |
21F20303
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研究機関 | 東京外国語大学 |
研究代表者 |
荒川 慎太郎 東京外国語大学, アジア・アフリカ言語文化研究所, 教授 (10361734)
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研究分担者 |
ZHANG SHUYA 東京外国語大学, アジア・アフリカ言語文化研究所, 外国人特別研究員
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研究期間 (年度) |
2021-04-28 – 2023-03-31
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キーワード | 言語学 / フィールドワーク / 植物名 / 方言 / ギャロン語 |
研究実績の概要 |
本研究は、中国南西部のギャロン諸語における空間と運動の言語表現を課題とする。昨年度は、アイルランドのトリニティ大学ダブリンにあるアジア研究センターに 10 日間の学術訪問を行った。訪問中、次の学術活動を行った: 1). アジア研究センターの賴云帆博士主催のセミナー「A glimpse at the world of the Gyalrongs: languages and beyond」に参加し、口頭報告「Towards a new generalization of the tri-axial orientation system in Situ Rgyalrong」発表した。この発表の内容は、東部ギャロン祖語の方向接頭辞のシステムを構築することである。 2). 頼雲帆博士、Nathan Hill教授と学術交流: (i) 2021 年、中国のフィールドワークで収集された巴底四土(パディスートゥ)ギャロン語の資料の整理 (音声録音の書き起こし、動詞活用表の整理を含む) を行った。 (ii)頼雲帆博士と協力して、京都大学で9月に開催された、第 55 回国際漢蔵語学会議の口頭発表「Seats and verandas: linguistic evidence for the study of traditional Rgyalrong architecture」の草案を作成した。 (iii) Nathan Hill 教授とギャロン語の親族制度に関する研究、AA研フォーラムの口頭発表「Lost nephew: how the vicissitudes of Gyalrongic nephew terminology reveal Proto-Gyalrongic family structure」草案を議論した。 研究成果を、口頭発表7件、論文など5件として発表した。
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現在までの達成度 (段落) |
令和4年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
令和4年度が最終年度であるため、記入しない。
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