研究課題
Moniruzzaman博士は、滋賀動脈硬化疫学研究(SESSA)において、本研究課題遂行のための脳血管病変所見等のデータ整備に取り組み、論文執筆のためのデータ解析に従事した。また、SESSAは現在もデータ収集のためのフィールド調査を継続しており、その中で、各種データ収集のための作業にも貢献した。SESSAにおいては、多くの博士課程学生がデータ解析と論文執筆に従事しているが、Moniruzzaman博士は博士課程学生のデータ解析と論文作成の指導にも従事した。Moniruzzaman博士の研究課題である身体活動バイオマーカーであるイリシンと脳MRIによる脳血管病変との関連の解析では、イリシンが高いほど脳血管病変の進行が抑制されていたことを見いだして、論文執筆を行った。論文は日本動脈硬化学会official journalであるJournal of Atherosclerosis and Thrombosis (IF 4.394) に2022年9月に採択され、2022年11月にオンライン出版された。以上のように、Moniruzzaman博士との共同研究は十分な成果が挙げられた。期間途中であるが、過去の研究業績が認められて米国NIHでの博士研究員のポストを得たため、さらなる疫学研究の発展のために異動することとなった。
令和4年度が最終年度であるため、記入しない。
すべて 2022 その他
すべて 国際共同研究 (2件) 雑誌論文 (1件) (うち国際共著 1件、 査読あり 1件、 オープンアクセス 1件) 学会発表 (1件) 備考 (1件)
Journal of Atherosclerosis and Thrombosis
巻: 29 ページ: -
10.5551/jat.63824
https://shiga-publichealth.jp/sessa/