研究課題/領域番号 |
21H00464
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
宮園 健吾 北海道大学, 文学研究院, 准教授 (20780266)
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研究分担者 |
ディーツ リチャード 東京大学, 大学総合教育研究センター, 特任講師 (10625651)
オデイ ジョン 東京大学, 大学院総合文化研究科, 教授 (50534377)
FRISCHHUT Akiko 国際教養大学, 国際教養学部, 助教 (50781853)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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キーワード | 心理学の哲学 / 視覚経験 / 共感 / 盲視 |
研究実績の概要 |
2021年度の研究成果として、心理学の哲学の教科書Philosophy of Psychology: An Introduction (Routledge, 2021)が出版されたほか、視覚経験の現象学的性質の論文"Visual perception without presentational phenomenology"がErgoに掲載され、共感と理が行動についての論文"Empathy, altruism, and group identification"がFrontiers in Psychologyに掲載され、盲視についての論文"On Smithies' argument from blindsight"がAsian Journal of Philosophyに掲載されるなどの成果があった。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
「研究実績の概要」の項目で述べたように、プロジェクトチーム全体として非常に活発、生産的な研究活動を行うことができたと考えている。引き続き新型コロナウィルスの影響で、出張や招聘を伴う活動はかなり制限されたが、その中でも、チーム全体として、(オンラインを含め)7件の国際学会・研究会での発表を行い、また(オンラインを含め)10件の国際研究集会をオーガナイズした。2019年度以降も同様、あるいはそれ以上の生産性を実現したい。
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今後の研究の推進方策 |
メンバー間の情報交換や研究交流を促すべく対策を講じる予定である。具体的には、メンバー間のミーティングの回数を増やしたり、共同研究のための研究合宿を企画するなどを予定している。
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