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2023 年度 研究成果報告書

搭乗型機械システムに対する操作性の計算論的理解と推定手法への応用

研究課題

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研究課題/領域番号 21H01296
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
審査区分 小区分20020:ロボティクスおよび知能機械システム関連
研究機関奈良先端科学技術大学院大学

研究代表者

和田 隆広  奈良先端科学技術大学院大学, 先端科学技術研究科, 教授 (30322564)

研究分担者 朝尾 隆文  関西大学, システム理工学部, 助教 (10454597)
研究期間 (年度) 2021-04-01 – 2024-03-31
キーワード機械操作性 / 反射眼球運動
研究成果の概要

遠隔操縦ロボット等の操縦性の理解とその定量化手法の研究である.本研究では我々が先行研究で開発した前庭動眼反射のモデルを発展させ,人が機械運動に対して有する運動予測機構を追加することで,このモデルを用いて機械の操作性を計算論的に理解すると共に,操作性の推定手法の構築に挑戦した.操縦の容易さと反射眼球運動の間には一定の関連が存在することを実験的に明らかにした.また,運動知覚の計算モデルの高度化を図り,記述できる運動パラダイムを拡大させた.さらに,限定されたシーンではあるが,操縦性能の異なる機械を操縦した際の操縦性の差を,計算モデルで表現できることを確認した .

自由記述の分野

Human machine systems, Human robot collaboration

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究は,操縦型機械オペレーターの操縦性能とスキルを,反射眼球運動や運動知覚に関連する計算モデルを用いて記述することを目的とした.操縦性という主観的な要素を,人間の知覚-行動ループに関する計算モデルで表現できたことが本研究の学術的意義である.また,これまで主観的な評価に依存していた操縦性の評価を,計測データに基づいて推定できるようになったことは,リアルタイムでの同定や,それを基にした機械のチューニング技術の開発に繋がると期待され,社会的意義を持っている.

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公開日: 2025-01-30  

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