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2023 年度 実績報告書

パルス分割多重化:電磁材料に基づいた通信デバイスの創生と通信特性の解明

研究課題

研究課題/領域番号 21H01324
研究機関名古屋工業大学

研究代表者

若土 弘樹  名古屋工業大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (00725278)

研究分担者 杉浦 慎哉  東京大学, 生産技術研究所, 准教授 (30394927)
研究期間 (年度) 2021-04-01 – 2024-03-31
キーワードメタマテリアル / メタサーフェス / 知的反射面 / IRS / 電波 / 電磁波 / パルス / 多重化
研究実績の概要

無線通信における通信端末数やデータ流通量は急速に増加しており、伝送レートの更なる向上が必要である。一方、近年研究代表者は同一周波数でも波形(パルス幅)に応じて電磁応答を変化させる電磁材料メタサーフェスを開発した。本研究では同材料から構成されるパルス分割多重通信デバイスを実現し、新次元「パルス幅」に基づく多重化によって、伝送レートの飛躍的な向上を目指す。2023年度までは、提案デバイスの基礎となるメタサーフェスを数値解析によって設計・評価した。本研究ではAnsys社製Electronics Desktopにて利用可能な電磁界解析シミュレータHFSSに回路シミュレータCircuitを統合した協調解析手法をベースとした評価手法を用いた。本手法を用いることで、提案手法は同時に到来する同一周波数の短パルスと長パルスを分離できることが分かった。また、提案手法の現実的な実現可能性と実力値を明らかにするため、カスタマイズされた方形導波管とともに実証実験を実施し、測定においても短パルスと長パルスを分離できることが分かった。さらに、提案手法の概念を拡張し、分離可能なパルスの数を増加させ、複数周波数を用いた場合においても異なるパルスを分離できることを確認した。本成果はAPL Materials誌(IF=6.1)、国内学会等で発表された。

現在までの達成度 (段落)

令和5年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

令和5年度が最終年度であるため、記入しない。

  • 研究成果

    (4件)

すべて 2024 その他

すべて 学会発表 (2件) 備考 (2件)

  • [学会発表] 知的反射面を用いた広帯域シングルキャリア伝送における簡易位相シフト決定法に関する一検討2024

    • 著者名/発表者名
      長屋健太郎, 杉浦慎哉
    • 学会等名
      電子情報通信学会総合大会
  • [学会発表] A Study on Secure RIS-Aided Wireless Communications over Generalized Millimeter-Wave Fading Channels2024

    • 著者名/発表者名
      Phuc Viet Trinh, 杉浦慎哉
    • 学会等名
      電子情報通信学会総合大会
  • [備考] https://hw.web.nitech.ac.jp/

  • [備考] http://sgurlab.iis.u-tokyo.ac.jp/

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公開日: 2024-12-25  

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