要素技術として開発した超高速空間光変調器は、従来の液晶変調器やデジタルミラーデバイスと比べて、約1000倍高速な平均リフレッシュレート10MHzを実現しているため、光学研究における基盤デバイスの大幅な性能向上を果たしたと言える。また,現状において世界最速の空間変調器であるGrating light valveの変調速度(350kHz)と比較して,開発変調器は約30倍の変調速度を誇る.開発空間光変調器は、本研究の目的を達成するための要素技術としてだけはなく、大面積のパノラマプロジェクタ,超高速光リソグラフィなどへの応用が期待できます。
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