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2023 年度 研究成果報告書

学術的検証に裏打ちされた市民参加型橋梁メンテナンスシステムの構築

研究課題

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研究課題/領域番号 21H01410
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
審査区分 小区分22010:土木材料、施工および建設マネジメント関連
研究機関日本大学

研究代表者

岩城 一郎  日本大学, 工学部, 教授 (20282113)

研究分担者 前島 拓  日本大学, 工学部, 講師 (20845630)
福山 敬  鳥取大学, 工学研究科, 教授 (30273882)
岩波 光保  東京工業大学, 環境・社会理工学院, 教授 (90359232)
研究期間 (年度) 2021-04-01 – 2024-03-31
キーワード橋梁 / メンテナンス / 市民参加 / システム
研究成果の概要

福島県平田村において、役場の管理する橋梁約60橋を対象に、市民による橋の維持管理モデル「橋のセルフメンテナンスモデル」を構築した。その効果について、研究代表者・分担者らが現地を視察し、工学的視点のみならず、社会学や建設マネジメントの視点から評価を行った結果、それぞれの視点で有用な取り組みであることが明らかになった。さらに、本モデルのデジタル化を進めるとともに、都市部である東京都大田区にも一部本モデルを適用し、検証を行った。以上の取り組みの結果、本モデルは2024年5月時点で全国26市町村へ展開されることとなった。

自由記述の分野

インフラメンテナンス工学

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究は市民協働のインフラメンテナンスモデルとして、全国に先駆け開発、実装され、土木工学のみならず環境社会学などの分野からも評価され、NHKや各種新聞・雑誌などにも取り上げられるなど、多くの社会的注目を受けてきた。今回本モデルの効果について、各専門家が現地を訪れ、工学、社会学、建設マネジメントなどの視点から多角的に検証し、本モデルの有用性について評価できた点は学術的に極めて高い意義を生むものである。さらに、本モデルは2024年5月時点で全国26市町村へ展開されることとなり、社会的にも意義の高い取り組みに成長したと評価される。

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公開日: 2025-01-30  

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