研究課題/領域番号 |
21H01716
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分27030:触媒プロセスおよび資源化学プロセス関連
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
寺村 謙太郎 京都大学, 工学研究科, 教授 (80401131)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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キーワード | Agナノ粒子 / 光触媒 / CO2光還元 / 光電析法 |
研究成果の概要 |
H2Oを電子源とするCO2光還元においては,H2O光還元がCO2光還元に比べて進行しやすいため,CO2光還元生成物であるCOに比べてH2O光還元生成物であるH2の方が多く生成することが多い.本研究では,CO2光還元には必須となるAgナノ粒子助触媒に注目し,含浸法・光析出法・化学還元法など各種の方法でAgナノ粒子助触媒を光触媒に修飾し,H2Oを電子源とするCO2光還元について活性比較を行った.その結果,Agナノ粒子は主に光触媒の還元面に展開され,CO2還元サイトとして機能することを明らかにした.
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自由記述の分野 |
触媒化学
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
今後,人類が持続可能な社会を構築するためには,太陽光などの再生可能エネルギーを利用して,人類に必要な資源やエネルギーを作り出していく必要がある.本研究で対象にした「H2Oを電子源とするCO2光還元」は植物が行っている光合成を模倣しており,CO2とH2Oから化学物質を得られる人工光合成技術として注目を浴びている.この化学反応はH2Oの光還元による水素生成と競争するためにその制御が求められている.本研究では新規光触媒の開発とAgナノ粒子助触媒機能の解明によってCO生成速度を向上させることに成功した.
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