• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2023 年度 研究成果報告書

イオン液体をイオン種としたマルチ集束イオンビームの研究

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 21H01777
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
審査区分 小区分28050:ナノマイクロシステム関連
研究機関東北大学

研究代表者

桑野 博喜  東北大学, 未来科学技術共同研究センター, 学術研究員 (50361118)

研究分担者 LE VANMINH  東北大学, 工学研究科, 助教 (60765098)
小野 崇人  東北大学, 工学研究科, 教授 (90282095)
研究期間 (年度) 2021-04-01 – 2024-03-31
キーワード集束イオンビーム / イオン液体 / MEMS / シリコン
研究成果の概要

新しく考案した高機能マルチ集束イオンビーム(M-FIB)を開発し、マスクレスでエッチング、ドーピングなどの多種多様なナノレベルの高機能加工が自由に行える新しいナノ加工法を研究開発することが目的である。
MFIBを試作して、イオン種としてイオン液体を適用し電圧―電流特性などのイオン源の特性を把握した。イオン液体イオン源アレイの設計・作製技術、イオンレンズアレイの設計・作製技術、イオン液体イオンビームの集束化、などの技術を確立し、100本のビームアレイを形成した。本集束イオンビームによるSi基板エッチングを行い、一本のビームでφ10μm,エッチング深さ8μm程度の微細孔が実現できることを確認した。

自由記述の分野

MEMS、NEMS

研究成果の学術的意義や社会的意義

新しいナノデバイスの研究開発および実用化のために、高機能で自由なナノレベルの3次元加工を高生産効率で行うことが求められている。ナノインプリント技術や機械加工技術、半導体微細加工技術等が存在するが、パタン形状や機能が限定的である欠点がある。本研究課題では高機能マルチ集束イオンビーム(M-FIB)を開発し、マスクレスでエッチングなどの多種多様なナノレベルの高機能加工が自由に行える新しいナノ加工(以下、「高機能ナノ自由加工」、と称する)法を研究開発することにより新しいナノデバイスを実現し、新しい学術分野および新産業創生を図ることである。

URL: 

公開日: 2025-01-30  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi