研究課題
前年度までに開発した斜入射ライトシート照明法を用いた広視野3次元蛍光イメージング装置の性能向上に取り組んだ。研究代表者が構築してきた光学装置に、研究分担者が設計した計算機生成ホログラムを組み込み、その性能を評価し、照明系及び検出系を最適化した。蛍光ビーズを用いた観察によって、高分解能およびハイスピードの広視野三次元イメージングを実現できることを示した。また、試料側の屈折率に合わせて、屈折率の異なるプリズムと照明角を選定することで、屈折率の異なる各種透明化試薬に対応できる方法を考案し、プリズムマウントなどの周辺治具を含めて、新規開発した。2色のレーザー(488nmと461nm)を用い、それぞれの波長に対して最適化されたホログラムを適用することにより、多色同時イメージングも実現した。透明化し蛍光染色したウズラ胚の三次元観察を実施し、生命科学への応用を示した。
令和5年度が最終年度であるため、記入しない。
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すべて 雑誌論文 (6件) (うち査読あり 3件、 オープンアクセス 3件) 学会発表 (3件) (うち国際学会 2件、 招待講演 2件)
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