研究課題/領域番号 |
21H01963
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分34020:分析化学関連
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研究機関 | 神戸大学 |
研究代表者 |
高野 恵里 神戸大学, 工学研究科, 学術研究員 (20634645)
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研究分担者 |
國久 智成 神戸大学, 医学部附属病院, 特命講師 (50839800)
寺井 義人 神戸大学, 医学研究科, 特命教授 (90278531)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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キーワード | EVsセンシングチップ / 卵巣がん / 細胞外小胞 / 涙液 / 自動分析 |
研究成果の概要 |
本研究は、卵巣がんを対象として、がんとの関連が注目されている細胞外小胞(EVs)を腫瘍マーカーとした、卵巣がん早期発見のためのEVsの非浸襲・迅速・超高感度検出法の開発を目的とした。 CD9抗体を固定化した基板にて、ヒト卵巣がん由来細胞株の培養上清から精製したEVsの測定を作製したセンシングチップにて行ったところ、濃度依存的に蛍光強度が変化し、EVsの迅速測定が可能であった。また、異なる抗体に対する吸着挙動の差異から、卵巣がん由来EVsを識別できる可能性が示唆された。
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自由記述の分野 |
分析化学
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
容易に採取可能な涙液中の細胞外小胞(EVs)の高感度検出により、卵巣がんの早期発見が可能になれば、これまで見過ごされてきた罹患初期の情報を得ることができ、学術的にも高い意義がある。さらに、涙液中のEVsをバイオマーカーとし、卵巣がんの非侵襲分析法が可能となれば、進行したがんの動態の把握のみならず、早期診断あるいは予後診断のためにも有効であると考えられ、社会的にも波及効果がある。
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