研究課題
機構内業務を起点として見出したフレキシブル熱電モジュールの熱抵抗の可視化法(Satoh et al. MRS. Adv. 2020)を発展させることで、実 際に既知物質の熱伝導率を導出可能であることを確認していたが、更に他の機構内業務の知見(Kubota, Satoh et al. J. Electrochem. Soc. 2021) も組み合わせることでSi基板上の薄膜の熱伝導率の評価しうる可能性が見出された。
3: やや遅れている
コロナ禍に人材難が重なり遅れていたが、最終的に研究業務員を雇用・教育することができた。薄膜の熱伝導率を定量化について、当初想定していた手法と異なるものの新たな可能性が見出されつつある。
薄膜の熱伝導率を定量的に評価する基盤を確立することで、多段階無機合成薄膜の構造-物性相関の解明に向けて研究を推進する。
すべて 2022
すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件、 オープンアクセス 1件) 学会発表 (1件) (うち国際学会 1件)
Soft Science
巻: 2 ページ: 15~15
10.20517/ss.2022.15