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2023 年度 研究成果報告書

げっ歯類から中型動物までを対象とする高汎用性トランスジェニック作製技術の開発

研究課題

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研究課題/領域番号 21H02388
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
審査区分 小区分42040:実験動物学関連
研究機関滋賀医科大学

研究代表者

依馬 正次  滋賀医科大学, 動物生命科学研究センター, 教授 (60359578)

研究分担者 本多 新  自治医科大学, 医学部, 教授 (10373367)
水野 聖哉  筑波大学, 医学医療系, 教授 (10633141)
ウォルツェン クヌート  京都大学, iPS細胞研究所, 准教授 (50589489)
守田 昂太郎  京都大学, 医学研究科, 特定助教 (80826545)
研究期間 (年度) 2021-04-01 – 2024-03-31
キーワードトランスポゾンベクター / トランスジェニック / トランスポザーゼ
研究成果の概要

外来DNA断片をゲノムに挿入するTg作製技術は、前核形成期の受精卵に線状化DNAを顕微注入する方法が世界的に使用されているものの、その効率は数%-数十%と低いことが課題であった。
piggyBacトランスポザーゼとトランスポゾンシステムを用いてトランスジェニックマウスの作製に取り組み、モザイク性を評価したところ、2細胞期以降に組み込まれたトランスジーンを確認した。また、マウスゲノムに組み込まれたトランスジーンの位置を次世代シークエンサーで決定したところ、遺伝子が存在するgene body領域だけでなく、遺伝子間領域にも分布していた。

自由記述の分野

発生工学

研究成果の学術的意義や社会的意義

モザイク性の低い高品質なトランスジェニック動物の作出方法が開発されれば、研究の効率化が促進されることや、トランスジェニックが挿入されていないいわゆる“ハズレ個体”の安楽死の回避などに繋がるものと期待される。さらにブタやサルなどの中型動物では、トランスジーンを期待通りに発現しないモザイク個体が問題となっているが、本研究の技術開発により、動物実験の基準理念である「3Rの原則」に則った個体作出に繋がることが期待される。

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公開日: 2025-01-30  

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