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2023 年度 研究成果報告書

TRICおよびMG23チャネルと小胞体Ca2+ハンドリング

研究課題

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研究課題/領域番号 21H02663
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
審査区分 小区分48020:生理学関連
研究機関京都大学

研究代表者

竹島 浩  京都大学, 薬学研究科, 教授 (70212024)

研究期間 (年度) 2021-04-01 – 2024-03-31
キーワードCa2+ストア / 小胞体 / イオンチャネル
研究成果の概要

骨形成不全症モデルのTric-b欠損マウス由来の成長板軟骨細胞では、小胞体ストレスセンサーPERKの活性化を伴うアポトーシス様の細胞死が発生することを見出した。一方、MG23欠損骨格筋のスキンドファイバー試料の解析では、Ca2+漏出の低下によると推定される小胞体Ca2+貯留が観察された。観察された結果は、小胞体陽イオンチャネルとして機能するTRICおよびMG23は、細胞内ストアのCa2+ハンドリング機能に寄与することを示している。

自由記述の分野

細胞生理学

研究成果の学術的意義や社会的意義

小胞体Ca2+ストアは細胞機能に不可欠であり、様々な細胞応答を制御する。一方で、Ca2+ストアのイオンバランスの分子機序は未開拓な学術分野であり、その疾患病態との関連も不明である。当研究遂行による成果は、TRICおよびMG23チャネルのイオン透過性はCa2+ストア機能維持に不可欠であることを示し、TRIC-B欠損による骨形成不全症の発症メカニズムの解明に貢献した。

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公開日: 2025-01-30  

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