研究課題
本研究では「ゲノムワイドクロマチン相互作用を取得することができるHi-C技術と長鎖型シークエンサによって得られる構造多型プロファイルを組み合わせることで、日本人集団におけるゲノムワイドクロマチン相互作用の差異の検討をするとともに、同集団中に含まれる頻度5%以上の一塩基多型、および、構造多型のうちどの多型がこの染色体上の各クロマチン相互作用にどのように影響を与えるのか、さらに、その多型が疾患にどのように影響をしているのかについて検討するとともに、データベースを構築すること」を目的とし本課題に以下のような課題を設定し研究を推進した。この成果の1つとしてLILR領域の欠損の同定と機能解析を行うことができた。また、さらに発展的な取り組みとして、JoGoデータベースを開発を開始するきっかけとなった。【課題1】日本人集団のゲノムワイドクロマチン構造プロファイルの取得と集団内での比較【課題2】日本人集団の構造多型プロファイルの整備【課題3】SNVとゲノムワイドクロマチン構造プロファイルとの関連解析と評価【課題4】欠失とゲノムワイドクロマチン構造プロファイルとの関連解析と評価【課題5】複雑な構造多型とゲノムワイドクロマチン構造プロファイルとの関連解析と評価【課題6】【課題1-2】のプロファイルおよび、【課題3-5】で得られる関連性のデータベースとしての整備【課題7】国際データベースに登録されている疾患遺伝要因と【課題6】で構築するデータベースとの比較による疾患要因の検討
令和5年度が最終年度であるため、記入しない。
すべて 2024 2023
すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件、 オープンアクセス 1件) 学会発表 (4件) (うち招待講演 2件)
Frontiers in Immunology
巻: 15 ページ: -
10.3389/fimmu.2024.1398935