化合物ライブラリースクリーニングから成人T細胞性白血病リンパ腫細胞株を含む複数のT細胞性リンパ腫細胞株でIRF4タンパク発現を減少させることが可能な化合物を見出した。IRF4恒常的発現のメカニズム解析としてATACseq解析を行ったが、複数症例間で共通するIRF4遺伝子座周囲のopen chromatin領域は見出されなかった。T細胞性腫瘍の組織マイクロアレイを作成しIRF4およびBATF3の病型別発現頻度を明らかにした。PD-L1高発現T細胞性リンパ腫細胞に対して優れた細胞障害作用を発揮できるPD-L1-CAR-T細胞を作成した。
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