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2023 年度 研究成果報告書

周産期前後における骨髄造血開始のメカニズム

研究課題

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研究課題/領域番号 21H02953
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
審査区分 小区分54010:血液および腫瘍内科学関連
研究機関熊本大学

研究代表者

滝澤 仁  熊本大学, 国際先端医学研究機構, 特別招聘教授 (10630866)

研究分担者 黒滝 大翼  熊本大学, 国際先端医学研究機構, 特任准教授 (10568455)
波江野 洋  東京理科大学, 研究推進機構生命医科学研究所, 准教授 (70706754)
研究期間 (年度) 2021-04-01 – 2024-03-31
キーワード造血幹細胞
研究成果の概要

造血システムを維持する造血幹細胞は発生初期には様々な造血組織を横断的に移動しながら自己複製分裂を繰り返し、最終的に成人型造血の場である骨髄に定着する。出生前に骨髄造血が始まるとされるが、造血幹細胞がどのように骨髄へと生着して成体造血を開始するのか、その詳細なメカニズムは明らかとなっていない。こ本研究ではこれまでの成果をより発展させるべく、異なる幹細胞の起源・機能的関係性、細胞成熟による制御、そして成体造血への寄与を中心に、周産期にダイナミックに起こる骨髄造血開始メカニズムを明らかにする。得られる知見は、造血幹細胞の末梢血動員、骨髄移植などの再生医療において有用である。

自由記述の分野

血液学

研究成果の学術的意義や社会的意義

組織を維持する幹細胞の機能特性や成体組織に向かう器官形成の一端を明らかにすることは、骨髄以外の幹細胞組織にも新たな生物学的視点を持ち込み学術的価値が高い。固有の実験材料、最新シングルセル解析技術、これまで構築してきた国内外の共同研究者との研究連携を活用することで、十分な国際研究競争力をもった大きな研究成果を残せることが期待される。本研究で得られる知見は造血幹細胞の髄外動員(Wright DE, Science 2001)や効率的な骨髄生着など再生医療に有用な知見をもたらすだろう

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公開日: 2025-01-30   更新日: 2025-03-27  

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