動物実験において、幹細胞枯渇病態の細胞治療、細胞派生品(培養上清など)治療を行い、その有効性を評価している。 1)移植物の開発:初歩的な脂肪移植法を対照の1つとし、幹細胞移植法、血管内皮前駆細胞併用を行った(DMマウスモデル)。細胞派生品として、バイオマテリアルマイクロビーズを核として細胞加工品、特許申請した浄化濃縮培養上清抽出物を用いた。 2)疾患モデル:①放射線障害モデル、②糖尿病皮膚潰瘍モデルの3モデルについて、6か月以上症状が固定した慢性化モデルを用いた。上記の治療を行ったあと、3、6か月後に有効性の評価を行った。 3)移植実験:疾患マウスにおける自家移植治療に引き続き、免疫不全動物を使ったヒト細胞および派生品治療を行った。 4)結果:現在解析し、論文投稿を準備中である。
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