動物実験において、幹細胞枯渇病態の細胞治療、細胞派生品(培養上清など)治療を行い、その有効性を評価した。 1)疾患モデル:当面は、放射線障害モデルについて、6か月以上症状が固定した慢性化モデルを用いた。上記の治療を行ったあと、3、6か月後に下記の有効性の評価を行った。 2)移植実験:疾患マウスにおける自家移植治療に引き続き、免疫不全動物を使ったヒト細胞および派生品治療、およびマウスにヒト幹細胞を投与する異種移植モデル(幹細胞の多くは免疫寛容:細胞を含まない派生品)までを行った。 完成した幹細胞枯渇モデルの治療(幹細胞による)の試みだけでなく、放射線療法の直後に予防投与することの有用性についても、検証を行った。成績の一部は、Plastic and Reconstructive Surgery誌に、投稿し、掲載された。
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