研究課題/領域番号 |
21H03126
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分57050:補綴系歯学関連
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
佐々木 啓一 東北大学, 歯学研究科, 非常勤講師 (30178644)
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研究分担者 |
金森 義明 東北大学, 工学研究科, 教授 (10333858)
菅野 太郎 東北大学, 歯学研究科, 教授 (30302160)
中村 圭祐 東北大学, 歯学研究科, 准教授 (30431589)
松浦 寛 東北学院大学, 工学部, 教授 (30612767)
天雲 太一 東北大学, 大学病院, 講師 (80451425)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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キーワード | 紫外線 / 新生骨 / 酸化ストレス |
研究成果の概要 |
本研究において、ラット大腿骨から採取した骨髄由来細胞に紫外線A波(UVA)を照射した場合、致死的なダメージは引き起こさないが、軽度の脂質過酸化状態が引き起こされることが示唆された。また、同等のUVA照射条件で、ラットの大腿骨を処理したところ、照射部位の皮質骨直下の骨髄中に骨梁形成が認められた。したがって、UVA照射による軽度酸化ストレスが刺激となり、大腿骨内部で骨梁形成が促進されることが示唆された。
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自由記述の分野 |
歯科補綴学
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
紫外線A波(UVA)をラットの大腿骨に照射することで、皮質骨を透過したUVAが骨髄中に存在する細胞に軽度酸化ストレスを及ぼすことが示唆された。この酸化ストレスがトリガーとなり、UVA照射部位の局所において新生骨が形成されることを動物実験を通して実証した。UVA照射によって局所的に骨密度を高めることができる本方法は、歯科治療において安全かつ簡便に応用できる骨形成促進法となり得る。特に、骨密度が低下している骨減少症、骨粗鬆症患者におけるインプラント治療や歯周組織再生療法においても、局所的なUVA照射による骨形成促進法は、臨床的価値の高い画期的な治療法となりえると考えられる。
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