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2023 年度 研究成果報告書

ICTを利用した医療機関での脳卒中急性期医療の包括的改善のためのスキーム開発

研究課題

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研究課題/領域番号 21H03173
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
審査区分 小区分58010:医療管理学および医療系社会学関連
研究機関藤田医科大学

研究代表者

松本 省二  藤田医科大学, 医学部, 教授 (00570772)

研究分担者 小山 裕司  東京都立産業技術大学院大学, 産業技術研究科, 教授 (00319013)
石原 拓磨  岐阜大学, 医学部附属病院, 助教 (00783193)
安田 あゆ子  藤田医科大学, 大学病院, 教授 (30402613)
中原 一郎  藤田医科大学, 医学部, 教授 (80252451)
沖田 慎平  藤田医科大学, 医学部, 准教授 (80842153)
研究期間 (年度) 2021-04-01 – 2024-03-31
キーワード急性期脳卒中 / tPA治療 / 血管内治療 / ICT / TQM
研究成果の概要

超急性期脳梗塞に対するrecombinant tissue plasminogen activator (rt-PA)静注療法や脳主幹動脈閉塞を伴う場合の経皮的血栓回収術 endovascular treatment (EVT)は発症早期に行うほど効果が高い。我々は、これらの治療をICTで支援するために<タスカル>というシステムと、それを医療機関に導入するために組織マネジメントの総合的質管理Total quality management(TQM)手法を用いた<タスカル/TQMプロ グラム>を開発した。本研究では本プログラムを27施設に導入。現在、導入の影響及びそれらの関連因子を解析中である。

自由記述の分野

脳血管障害

研究成果の学術的意義や社会的意義

我が国の脳血管障害(脳卒中)発症患者数は年間 約20万人発症しており年間の総医療費は約1兆8千億円にのぼっている(厚生労働省R2国民医療費の概況)、また脳卒中は重度要介護状態となる最大原因であり、国民の健康寿命の延伸には、脳卒中発症した場合、いかに初期のダメージを最小限に食い止めるかが鍵となっている。本研究により開発される<タスカル/TQMスキーム>は脳卒中の急性期医療の効率化を可能とし、結果的に最適な治療を短時間に患者に提供するためのスキームである。本研究の研究成果は、将来的には日本だけでなく、世界中の脳卒中急性期医療の質の向上に貢献できる可能性がある。

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公開日: 2025-01-30  

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