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2023 年度 研究成果報告書

療養生活モニタリングに有用な採血に代わるスキンブロット生化学検査法の開発

研究課題

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研究課題/領域番号 21H03217
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
審査区分 小区分58050:基礎看護学関連
研究機関石川県立看護大学 (2022-2023)
東京大学 (2021)

研究代表者

峰松 健夫  石川県立看護大学, 看護学部, 教授 (00398752)

研究分担者 真田 弘美  石川県立看護大学, 看護学部, 教授 (50143920)
仲上 豪二朗  東京大学, 大学院医学系研究科(医学部), 教授 (70547827)
KOUDOUNAS SOFOKLIS  東京大学, 大学院医学系研究科(医学部), 特任助教 (70849968)
研究期間 (年度) 2021-04-01 – 2024-03-31
キーワードスキンブロッティング / 生化学検査 / 軽度認知障害
研究成果の概要

本研究では、本来は皮膚アセスメント技術であるスキンブロッティングを、血液検査に代わる全身のアセスメント技術へと応用拡大することを目的に、軽度認知障害(Mild Cognitive Inpairment, MCI)の検査への応用を試みた。高齢者を対象とした横断調査においてスキンブロッティングによるAmyloid β/Albumin比を指標としてMCIの判定精度を分析したところ、感度および特異度はそれぞれ0.889および0.818であった。この結果は、スキンブロッティングが血液検査に代わる生化学検査としてMCI同定に有効であることを示している。

自由記述の分野

看護理工学

研究成果の学術的意義や社会的意義

超高齢化社会において認知症予防が社会的な要請となるなか、MCIのスクリーニングに基づく早期介入の重要性が認識されている。血液検査によるMCI同定法が開発され普及が図られているが、スキンブロッティングによる非侵襲的MCI検査が実現することにより、継続的なセルフモニタリングを実現することができる。また、Amyloid βは血液検査などでも広く用いられているMCIマーカーであるが、Albumin比は新たな指標として学術的意義も高い。

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公開日: 2025-01-30  

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