• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2023 年度 研究成果報告書

嚥下力の定量的評価に関する研究

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 21H03299
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
審査区分 小区分59010:リハビリテーション科学関連
研究機関国立研究開発法人産業技術総合研究所

研究代表者

竹井 裕介  国立研究開発法人産業技術総合研究所, エレクトロニクス・製造領域, 研究チーム長 (00513011)

研究分担者 小林 健  国立研究開発法人産業技術総合研究所, エレクトロニクス・製造領域, チーム付き (20415681)
岡本 有貴  国立研究開発法人産業技術総合研究所, エレクトロニクス・製造領域, 研究員 (40880753)
竹下 俊弘  国立研究開発法人産業技術総合研究所, エレクトロニクス・製造領域, 主任研究員 (90784124)
グエン タン・ヴィン  国立研究開発法人産業技術総合研究所, エレクトロニクス・製造領域, 研究員 (20773427)
研究期間 (年度) 2021-04-01 – 2024-03-31
キーワード嚥下 / 誤嚥 / ウェアラブルデバイス / 機械学習 / 筋電
研究成果の概要

本研究では、微弱で利用されてこなかった舌骨筋の表面筋電位を深層学習で高精度に検出し、非侵襲的に舌の動きを推定する方法を開発した。医師が診断に用いる舌の3方向の運動を対象に、被験者の舌骨筋筋電をラベル付き学習データとして分類学習器を生成した。頸部に貼付可能な無線型計測デバイスを試作し、舌の動き推定の高精度化を実現した。この技術は医療や食品開発、発声評価などに応用可能性が期待される。

自由記述の分野

センシングシステム、MEMS、センサ、生体計測

研究成果の学術的意義や社会的意義

学術的意義:舌骨筋の表面筋電位を用いた舌運動の高精度推定を実現し、嚥下能力の定量的評価が可能となる。生体計測技術や人工知能の分野に新たな知見を提供し、医療、食品開発、発声評価など多岐にわたる応用が期待される。
社会的意義:本研究で実現したデバイスおよび計測解析手法は、加齢による嚥下能力の低下(オーラルフレイル)を早期に発見し、適切な介入を行うことで、高齢者の健康寿命とQOLを向上させる。誤嚥性肺炎のリスクを軽減し、適切な食事形態の維持により嚥下機能を保つ。介護施設や病院での誤診防止にも貢献する。

URL: 

公開日: 2025-01-30  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi