「疲労」は「発熱」や「痛み」と共に生体3大アラームと言われ、私たちの生命や健康を維持する上でカラダが発する重要なシグナルである。しかしその研究と理解は発熱や痛みに比べて遅れており、科学が進んだ現代でも疲労の実態は掴めていない。これまで研究代表者はマウスを用いた実験系で細胞ストレスや炎症の研究に携わり、それらが疲労に関わっているとの仮説へ至った。そこで本研究では初めに疲労研究のためのマウス実験系を構築した。次に生体イメージング解析から細胞ストレスや炎症が疲労の発生/回復に関与する可能性を解明しつつある。
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