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2023 年度 研究成果報告書

シミュレーション環境との共進化による新しい輻輳制御アルゴリズムの自動生成

研究課題

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研究課題/領域番号 21H03414
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
審査区分 小区分60050:ソフトウェア関連
研究機関筑波大学

研究代表者

阿部 洋丈  筑波大学, システム情報系, 准教授 (00456716)

研究分担者 岡 瑞起  筑波大学, システム情報系, 准教授 (10512105)
研究期間 (年度) 2021-04-01 – 2024-03-31
キーワードインターネット / 輻輳制御 / 機械学習 / 共進化
研究成果の概要

本研究では、強化学習を用いたインターネットの輻輳制御アルゴリズムの自動生成を目指した。POETを活用し、ネットワークシミュレーション環境とアルゴリズムの共進化を行った。初年度にはプロトタイプを構築し、Quality Diversity (QD) の考え方を導入。次年度にはLLM (Large Language Model) を使用して、GE (Grammatical Evolution) の限界を克服するアルゴリズム生成を試みた。評価関数の見直しを行い、公平性を考慮した新たな評価指標を導入した結果、他の通信とバランスを保ちながら高いスループットを維持するエージェントの生成に成功した。

自由記述の分野

システムソフトウェア

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究の学術的意義は、機械学習アルゴリズム、特に強化学習を用いて、新たな輻輳制御アルゴリズムを自動生成する点にある。従来の手法では対応が難しい多様なネットワーク環境においても、高性能なアルゴリズムの生成が可能となる。また、環境とアルゴリズムの共進化により、人間の介在なしで効率的なアルゴリズムの開発が進む。社会的意義としては、インターネットサービスの品質向上が挙げられる。動画ストリーミング、オンラインゲーム、IoT、エッジコンピューティングなど多岐にわたる分野で、通信の効率性と公平性を向上させることで、ユーザー体験の大幅な向上が期待される。

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公開日: 2025-01-30  

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