研究課題/領域番号 |
21H03497
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分61030:知能情報学関連
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
佐藤 理史 名古屋大学, 工学研究科, 教授 (30205918)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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キーワード | 自然言語処理 / 発話文 / 表現文型 / 口調エンコーダ / 口調ベクトル / 話者推定 / 発話文生成 |
研究成果の概要 |
ある発話意図を表すのにどのような文末形式が可能かを記述した『発話文表現文型辞書』を作成するともに、任意の発話をそのスタイル・口調の特徴を表現したベクトル(口調ベクトル)に変換する口調エンコーダを実現した。口調エンコーダを利用して特定の話者(キャラクタ)の少数のセリフからその話者の代表口調ベクトルを作成し、これを用いて複数の発話候補の中からその話者らしい発話を選択したり、小説の発話の話者を自動推定したりすることが可能となった。
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自由記述の分野 |
自然言語処理
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の意義は、日本語発話のスタイル・口調をベクトル化することに成功し、それにより、生成と解析の両側面において、新たな技術を提供した点にある。発話生成という側面では、発話のスタイル・口調を制御する(特定の話者のスタイル・口調を模倣する)ことが可能となった。この技術は対話エージェントなどで個性を持ったエージェントの実装等に利用できる。解析という側面では、小説内の発話の話者推定に対して口調に基づく話者推定という新しい方法を提供した。
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