現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
自然言語文クエリをSQLクエリに変換する意味解析の研究については、未知のデータベースに対応する汎化能力に対応するためのデータ増強手法を提案して、既存のSPIDERデータセットを拡張して有効性を示した。その結果を国際会議で発表した(Julavanich et al., 2022)。また、視覚・言語・アクションを統合した新たな言語モデルについては、ブラウザ上でのフォームへの入力やマウスクリック等を含むタスクを通して有効性を検証してarXiv論文の形で発表した(Iki et al., 2022)。自然言語による質問応答については、言語モデルのショートカット学習に関する分析や多段推論の分析手法に関する研究成果を国際会議で発表した(Shinoda et al., 2023-a,b; Ho et al., 2022; Meissner et al., 2022)。さらに、自然言語文中に出現する数字の埋め込み表現の獲得についてk近傍言語モデルを用いた手法を提案して口頭提案した(Sakamoto et al., 2022)。
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