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2023 年度 実績報告書

手の把握姿勢生成における運動規範モデルの解明とその形状デザインへの応用

研究課題

研究課題/領域番号 21H03526
研究機関国立研究開発法人産業技術総合研究所

研究代表者

多田 充徳  国立研究開発法人産業技術総合研究所, 情報・人間工学領域, 研究チーム長 (70392628)

研究分担者 遠藤 維  国立研究開発法人産業技術総合研究所, 情報・人間工学領域, 主任研究員 (40599073)
尾形 正泰  国立研究開発法人産業技術総合研究所, 情報・人間工学領域, 研究員 (60783818)
荻原 直道  東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 教授 (70324605)
研究期間 (年度) 2021-04-01 – 2024-03-31
キーワード手 / 把握姿勢 / 姿勢生成 / 筋活動最小化 / 形状最適化
研究実績の概要

楕円体状の把握物体であれば主軸長,そして円錐台状の把握物体であれば上面と下面の半径のように,把握物体形状を少数のパラメータで変形できるようにした上で,2022年度に構築した把握姿勢探索アルゴリズムを適用することで,その物体に対する把握姿勢を生成した.そして,把握物体形状を最適化するために,前記のパラメータを探索変数,筋活動の2乗和を目的関数とした最小化問題を解けるようにした.これはパラメータの数に応じて2から3自由度の最適化問題である.ここでも,グローバルな極小値を効率的に探索するために,共分散行列適応進化戦略を採用した.

この最適化を手長の異なる3つのコンピュータモデルに対して実施し,手長の変化が最適な物体形状に与える影響を明らかにした.また,被験者を対象とした主観評価実験を行い,最適化の結果得られた把握物体形状の妥当性を検証した.これにより,提案した運動規範モデルの製品形状デザインという工学応用への可能性を切り拓いた.

現在までの達成度 (段落)

令和5年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

令和5年度が最終年度であるため、記入しない。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2023

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] ソフトフィンガーコンタクトを用いた把握解析2023

    • 著者名/発表者名
      野原 隆樹, 尾形 正泰, 荻原 直道, 多田 充徳
    • 学会等名
      第24回システムインテグレーション部門講演会

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公開日: 2024-12-25  

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