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2023 年度 研究成果報告書

臨床応用を志向した自律型エピジェネティクス解析の確立

研究課題

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研究課題/領域番号 21H03550
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
審査区分 小区分62010:生命、健康および医療情報学関連
研究機関国立研究開発法人国立がん研究センター

研究代表者

金子 修三  国立研究開発法人国立がん研究センター, 研究所, ユニット長 (10777006)

研究期間 (年度) 2021-04-01 – 2024-03-31
キーワードエピゲノム
研究成果の概要

ロボットを駆使した自律型エピジェネティクス解析システムのプロトタイプを確立した。具体的には、病理組織検体を用いた前処理の最適化を行い、200症例以上の肺がん凍結組織検体を用いてChIP-seq解析を実施した。得られたデータは一気通貫のパイプラインで解析され、高品質なデータを取得した。また、ゲノム3次元空間内立体構造解析(Hi-C解析)と全ゲノム解析を組み合わせ、エピジェネティクス異常と遺伝子発現の関係を解明した。さらに、自律型機械学習モデルの構築を試み、スパースなHi-C解析データからの創薬標的の予測を試みた。

自由記述の分野

情報科学

研究成果の学術的意義や社会的意義

学術的には、これらの成果により新たな創薬標的の発見が期待され、エピジェネティクス研究の進展に寄与する。社会的には、このシステムの実用化により、がんをはじめとする様々な疾患の早期診断や個別化医療の実現が加速され、医療の質の向上と患者の生活の質の改善が期待される。

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公開日: 2025-01-30  

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