研究課題/領域番号 |
21H03765
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分90010:デザイン学関連
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研究機関 | 長崎大学 |
研究代表者 |
金谷 一朗 長崎大学, 情報データ科学部, 教授 (50314555)
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研究分担者 |
山本 景子 東京電機大学, システム デザイン 工学部, 准教授 (10585756)
飛谷 謙介 長崎県立大学, 情報システム学部, 准教授 (50597333)
有田 大作 長崎県立大学, 情報システム学部, 教授 (70304756)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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キーワード | デザイン学 / 幾何学 / 感性情報学 / HCI |
研究成果の概要 |
本研究は,微分幾何学と計算言語学に基づくデザイン言語学の構築を目的とする。本研究提案者らはデザインにおける形態を一種の言語と考え,語彙をつなぎ合わせる文法や,文法によって生じる意味の事例を蓄積し,その解析を行う。ここにデザインの語彙とは,形態における一連の特徴を持った部分であり,具体的には連続的な微分幾何学的特徴量を持つ形状である。本研究提案は機械学習を含む計算言語学の知見を応用し,デザインの文法を数学モデル化するものである。併せて,デザイナに対する造形時の調査を実施し,デザインの文法と,デザインに込められたメッセージとの対応を求め,新たなデザイン言語学の礎とするものである。
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自由記述の分野 |
デザイン学
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の実用的側面としては,成果が工業デザインへの応用のみならず,近年盛んに行われている意匠,美術品,考古遺物等のディジタルアーカイブの検索性の向上にも貢献することが挙げられる。従来のディジタルアーカイブは専門家が作成した階層構造をたどるか,事前登録されたキーワードを頼りに検索するしかできなかったが,本研究の成果を用いれば,例えば作風の似た彫刻を検索できるようになるなど,従来のディジタルアーカイブの検索性の問題の解決が期待できる。また,本研究課題では副次的成果として,作者の知られていない造形物の作者推定にも応用が可能である。
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