• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2023 年度 研究成果報告書

局所硬化に基づく小腸発生の理解とその制御

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 21H03790
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
審査区分 小区分90110:生体医工学関連
研究機関大阪大学 (2022-2023)
埼玉大学 (2021)

研究代表者

松崎 賢寿  大阪大学, 大学院工学研究科, 助教 (50830527)

研究分担者 竹見 祥大  埼玉大学, 理工学研究科, 助教 (70871440)
吉川 洋史  大阪大学, 大学院工学研究科, 教授 (50551173)
研究期間 (年度) 2021-04-01 – 2024-03-31
キーワードメカノバイオロジー / オルガノイド / 細胞 / 膜 / 流動性 / 幹細胞 / 分化 / 顕微鏡開発
研究成果の概要

小腸の形態形成のプロセスにおいて,力学的・生物学的パラメーターを同時に計測が可能な独自の実験プラットホームの構築を進めてきた.2021年度は,代表者は分担者1(竹見祥大助教)と共に小腸オルガノイドの創出法の最適化を進めた.2022年度は,細胞膜の流動性の空間分布を精密計測に成功した.2023年度は,分担者2(吉川洋史教授)と共に,小腸オルガノイドの形態形成と共に変化する細胞膜流動性の時空間ダイナミクスの解析を達成した.小腸の 幹細胞に特有な細胞膜流動性の物理指紋の初期的データを取得することができたため,現在は,小腸の形態形成のプロセスに関わる細胞の力学特性の役割に関する論文化を遂行中である.

自由記述の分野

メカノバイオロジー

研究成果の学術的意義や社会的意義

本プラットホームの構築により,局所硬化を担う細胞の物理学的,生物学的な役割が明らかとなり,オルガノイドのメカノバ イオロジーの分野を切り拓く基礎的なデータが得られるものと期待できる.以上の成果は,論文として11報(例:iScience 2022, J. Phys Chem Letter 2022(Supplimentary Cover art), 2024など),さらに国際シンポジウム発表2件,招待講演3 件,受賞1件(第65回日本平滑筋学会総会 )の成果創出を通して,代表者が専門とする学問業界だけでなく,多様な医学,生物学社会に対する成果還元につながったと考えられる.

URL: 

公開日: 2025-01-30  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi