小学校理科における九頭竜川水系と流域地質の教材化と学習プログラムの開発を行った。九頭竜川や流域の地形や地質、災害や防災と地学教育に関する現状の認識を分析し,学習前後の認識と行動に関するアンケート用紙を作成し、事後評価を行い,事前評価と比較することで学習プログラムの分析を行った。その結果、開発した学習プログラムの有効性を確認することできた。また、福井県嶺北地方の地形と地質、大地の生成、防災への取り組みへの理解を深めることができた。更に、砂防ダム、護岸工事、ブロックなどの実際の防災や減災のための取組を学ぶことで、防災や減災のための理科の有用性が認識されていることが確認できた。
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