研究成果の学術的意義は、先行研究の検討を行ったところ類似の実践研究や研究課題は皆無であったこと。また「ヘチマたわし」の教材化は、旧来行われてきたもののSDGsの視点でとらえなおしたこと等がある。2015年9月の国連サミットで加盟国の全会一致で採択されたSDGsは、行動化する為の教育実践研究かどうかが研究の要所となる。 社会的意義は、学校運営協議会(CS)や地域を支える人々との連携によって多くの人の理解を得る教育実践となったこと。また、各ステークホルダーとの連携や「ヘチマたわし」と「スポンジわたし」の比較体験から始まるSDGsを行動化する為の学習は、各学校で実践が可能であること等が挙げられる。
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