本研究では、子供への情報モラル教育の内容を「心」「思考・判断」「技能」「知識・理 解」「関心・態度」の5つの領域に分類し文献調査を行った。1つの領域に特化していても、その他の領域(技能・知識・判断力など)が欠落している場合は、加害者、又は被害者になってしまうケースが考えられるため、全ての領域をバランスよく教養・育成させることで、子供の情報リテラシーの向上を図ることができた。 また、この教育内容を家庭用ロボットの対話機能・クイズゲーム機能等に組み込み実装を行った。5つの領域に関する解説や例題を織り交ぜながら子供に聞かせる(実践させる)ことで情報モラルに関する知識と教養を身につけさせることができた。
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