流動層+回転強制で通路に砂を導き、発泡模型内部の砂充填率を上げるため、「発泡模型を流動層の鋳型中央で埋没させ手動で回転させる」手法は有効である.手動から機械的に回転させる仕組みを考案できれば,流動層と機械的アシストにより,フルモールド鋳造発泡模型の複雑で微細な内部形状に適用可能である. 「砂の流動層利用によるフルモールド造型の最適化に関する研究」から,流動層を利用したフルモールド鋳造発泡模型の複雑で微細な内部構造の設計製作を実現可能にする適格条件を導くことができた.将来的に3Dプリンターと連携活用すれば、模型内部の複雑形状に制限がなくなり、砂込めの技術的信頼性にも向上が期待できる。
|