LoRa省電力長距離無線端末とAruduinoマイコンを使用した気象観測装置を大学構内に数百m~数Kmの間隔で設置して気象観測を行い,Lora ゲートウェイ経由でサーバーに気象データを蓄積した.気象観測装置の数が少なく大学構内での気象観測であったため,当初目的とした"おろし"や"だし"といった地域の強風気象現象が発生する場所に観測装置を設置することが出来なかった.しかし,大学構内のようなごく狭い範囲に多数装置を設置することにより都市で発生するヒートアイランド現象等の観測にも有効であることが確認できた.
|