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2021 年度 実績報告書

進行性胃癌由来エクソソームmiRNA(exo-miRNA)の探索と診断への応用

研究課題

研究課題/領域番号 21H04178
研究機関金沢大学

研究代表者

浜辺 俊秀  金沢大学, 総合技術部(医), 技術職員

研究期間 (年度) 2021-04-01 – 2022-03-31
キーワード胃癌 / マイクロRNA / エクソソーム
研究実績の概要

1. 研究目的
二人に一人が癌になる時代、医学の進歩により、治療が難しいとされてきた進行がんも早期がんであれば治療可能となってきている。そこで、早期がんの発見のために、体液生検(リキッドバイオプシー)による低侵襲で簡便な診断精度の高い検査法の開発が求められている。近年、国立がん研究センターは体液中に存在するマイクロRNA(miRNA)をがんのバイオマーカーとして利用した体液診断の実用化に向けた研究を進めているが、各がんのバイオマーカーとなるmiRNAの数はまだ決して十分とは言えない。本研究では、in vitro実験系を用いて、胃癌の早期診断のための新たなバイオマーカーとしての胃癌特異的なエクソソーム内のmiRNA(exo-miRNA)を探索することを目的とした。

2. 研究方法・成果
in vitro実験系において、胃癌細胞株MKN45にTGF-β1を添加し、悪性化を誘導した後、細胞からmRNAを抽出、細胞培養液からExosomeを回収した。本研究ではExosome-Free FBSを含む培地を使用したため、TGF-β1添加によるMKN45悪性化誘導の培養条件を再検討した。加えて、細胞培養上清からExosomeを回収する条件を検討した。その結果、 Exosome-Free FBSを含む培地を使用した場合にもMKN45の悪性化誘導は可能であり、10mLの細胞培養上清からmiRNA解析に十分なExosomeが回収可能であることを確認した。
現在、悪性化誘導をした胃癌細胞で発現量が増加しているmiRNAに対してmiRNA-mRNA統合解析を行なっており、胃癌細胞由来exo-miRNAが標的としているmRNAの絞り込みを進めている。今後は絞り込んだ標的mRNAの胃癌悪性化への関与を検討し、新たな胃癌バイオマーカーとしてのexo-miRNAの同定に繋げたい。

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公開日: 2022-12-28  

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