研究課題/領域番号 |
21H04370
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
中区分3:歴史学、考古学、博物館学およびその関連分野
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研究機関 | 独立行政法人国立文化財機構奈良文化財研究所 |
研究代表者 |
庄田 慎矢 独立行政法人国立文化財機構奈良文化財研究所, 企画調整部, 室長 (50566940)
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研究分担者 |
高瀬 克範 北海道大学, 文学研究院, 教授 (00347254)
新里 貴之 沖縄国際大学, 総合文化学部, 准教授 (40325759)
村上 夏希 昭和女子大学, 人間文化学部, 講師 (90801267)
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研究期間 (年度) |
2021-04-05 – 2026-03-31
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研究の概要 |
本研究は、中国大陸に起源を持つイネ・アワ・キビの農耕文化が伝播したことで、東北アジア各地における食文化にどのような変化が生じたのかを、出土人骨の安定同位体比分析のみならず、土器の残存脂質分析を本格的にすすめ、考古生化学的な2つの方法を組み合わせることで明らかにしようとするものである。
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学術的意義、期待される成果 |
考古学と生化学との融合による研究方法の開拓という意義が大きい。かかる方法を用い、農耕受容による食生活の変化についてイネ・アワ・キビ以外の植物や動物資源をも視野に入れた解明がなされ、東北アジア各地にける変化の時期的・地域的な差異がみえてくれば、農耕の伝播についてより深い議論に至ることが期待できる。
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