研究課題
基盤研究(A)
本研究は倫理的貿易や輸入認証制度という、先進国の消費者が無条件に「善」と認識していることが、開発途上国の経済・社会・環境の持続可能性に与える影響を、理論、実証、フィールド調査という複合的手段で包括的に解き明かそうとするプロジェクトである。
現在、途上国における生産システムの改善は国際的に解決されるべき危急の課題であり、本研究課題は有効性の高い実行可能なシステムを提示するための基礎的研究と位置づけることができる。このような研究を現実に適用することにより、自然環境維持に対する有効な政策を策定することも可能であると考えられる。