研究課題/領域番号 |
21H04440
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
中区分13:物性物理学およびその関連分野
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
関 真一郎 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 准教授 (70598599)
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研究分担者 |
有田 亮太郎 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 教授 (80332592)
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研究期間 (年度) |
2021-04-05 – 2022-03-31
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研究の概要 |
ノンシンモルフィックな空間群を有する物質群を対象として、時間反転対称性の破れた反強磁性体の探索を行い、量子ベリー曲率がもたらす仮想磁場による結晶ホール効果の測定から、情報記録の機能を実証する課題である。時間反転対称性の破れに起因したホール効果の観測に既に成功しており、準備状況の観点からも確実性、実効性のあるテーマである。
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学術的意義、期待される成果 |
対称性に関する理論において学理的意義が高いだけでなく、データ駆動型手法による物質探索は学際的にも興味ある領域の開拓として重要である。特異な反強磁性体において実現される現象と、それを活用した機能発現には学術的に興味があるだけでなく、スピントロニクス関連研究分野を含む広範な電子情報分野における応用への可能性が期待できる。
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