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2021 年度 審査結果の所見

時間および空間反転対称性を破る奇パリティ・アナポール秩序の解明

研究課題

研究課題/領域番号 21H04443
研究種目

基盤研究(A)

配分区分補助金
応募区分一般
審査区分 中区分13:物性物理学およびその関連分野
研究機関岡山大学

研究代表者

笠原 成  岡山大学, 異分野基礎科学研究所, 教授 (10425556)

研究期間 (年度) 2021-04-05 – 2025-03-31
研究の概要

5dイリジウム酸化物を基本としたスビン・軌道モツト絶縁体近傍での電子状態に強相関電子系が創発する奇ハリティ・アナポール秩序の探索と解明を磁気トルクなど独自な検出手法を用いて行おうとする。得られた知見を銅酸化物高温超伝導体の研究へと還元しpseudo gap発生の機構、反強磁性モット絶縁相近傍における系の振る舞いの理解につなげようとする。

学術的意義、期待される成果

時間反転と空間反転を共に破るアナポール秩序状態の解明は理論的にも興味がもたれるテーマであり、本研究では5dイリジウム酸化物Sr2Ir04における新しい秩序状態の発見につながると期待される。独自技術である磁気トルク・ネマティック感受率・熱ホール効果によって検出する手法は新奇量子相のフロンティア開拓に貢献すると期待される。

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公開日: 2021-07-07  

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