研究課題
基盤研究(A)
本研究は、独自性の高い先端的なアクアプラズマプロセス技術を応用して、高い耐久性を持つ高熱伝導性のフレキシブル複合材料の製造方法を開拓する研究計画である。多相・超臨界流体・クライオプラズマなどの先端アクアプラズマプロセスにより、無機粒子表面の改質を行い、環動高分子との複合化を行うことで、応力集中が起きにくく金属並みの熱伝導度を持ったソフトマテリアルの創製を目指している。
独自のアクアプラズマプロセス技術を今後需要が大きく伸びるであろうフレキシブル複合材に適用することで、これまでの複合化に伴う脆さを克服できる可能性があり、本研究で目指している柔軟性と機能性を兼ね備えた材料の創製は、情報や医療などの広範な分野に波及効果が期待される。