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2021 年度 審査結果の所見

ミュオニウム原子超微細構造の高精度ラビ振動分光によるミュオン質量の精密決定

研究課題

研究課題/領域番号 21H04463
研究種目

基盤研究(A)

配分区分補助金
応募区分一般
審査区分 中区分15:素粒子、原子核、宇宙物理学およびその関連分野
研究機関東京大学

研究代表者

鳥居 寛之  東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 准教授 (20302838)

研究分担者 神田 聡太郎  大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構, 物質構造科学研究所, 助教 (10800485)
西村 昇一郎  大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構, 物質構造科学研究所, 特別助教 (20836431)
下村 浩一郎  大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構, 物質構造科学研究所, 教授 (60242103)
研究期間 (年度) 2021-04-05 – 2024-03-31
研究の概要

正電荷ミュオンと電子のクーロン束縛系であるミュオニウム原子について、基底状態の超微細構造をマイクロ波により分光する。強磁場中でのゼーマン副準位を高精度に測定することにより、超微細構造を 2 ppb の精度で、また、ミュオンの磁気モーメントおよび質量を 15 ppb の精度で決定する。

学術的意義、期待される成果

Rabi振動分光法という新たな手法を活用することなどにより、従来の精度を一桁超えて、ミュオンの磁気モーメントおよび質量を決定する。また原子束縛系におけるこれまでの量子電磁力学(QED)の検証を超えて、電弱相互作用ならびにハドロンの真空偏極の効果を観測する。さらに素粒子標準理論を超えた新物理の探索も期待される。

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公開日: 2021-07-07  

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