研究課題/領域番号 |
21H04469
|
研究種目 |
基盤研究(A)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
中区分15:素粒子、原子核、宇宙物理学およびその関連分野
|
研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
高柳 匡 京都大学, 基礎物理学研究所, 教授 (10432353)
|
研究分担者 |
西岡 辰磨 大阪大学, 大学院理学研究科, 教授 (90747445)
疋田 泰章 京都大学, 基礎物理学研究所, 特定准教授 (80567462)
|
研究期間 (年度) |
2021-04-05 – 2025-03-31
|
研究の概要 |
重力理論の時空の面積と量子エンタングルメントエントロピーを結びつける笠-高柳公式を発端として「宇宙は量子情報の集まり」との考え方が大きな潮流を作っている。本研究では新しい量子情報量にも視野を広げ、また近年発見された超弦理論や場の理論の新しい手法を発展させることにより、量子重力理論と場の理論を結びつけるゲージ重力対応の定式化を目指す。
|
学術的意義、期待される成果 |
ゲージ重力対応・笠-高柳公式・応募者らが近年発見した経路積分の効率化の手法により、場の理論と量子重力(超弦理論)・量子重力と量子情報・場の理論とテンソルネットワークがそれぞれ結びついている。これらの研究課題はそれぞれに多くの研究者が関わっており、本研究により数理物理学における大きな波及効果が期待される。
|