研究課題/領域番号 |
21H04470
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
中区分15:素粒子、原子核、宇宙物理学およびその関連分野
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研究機関 | 大阪公立大学 (2022-2024) 京都大学 (2021) |
研究代表者 |
藤井 俊博 大阪公立大学, 大学院理学研究科, 准教授 (50706877)
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研究期間 (年度) |
2021-04-05 – 2026-03-31
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研究の概要 |
現在の世界最高感度を一桁更新し、極高エネルギー宇宙線天文学を開拓する将来計画へ向けて、低コスト型の新型大気蛍光望遠鏡アレイを展開し、自律稼働による宇宙線の定常観測を実現する。2年間の観測によって得られる測定データの解析から宇宙線の到来方向、エネルギー、粒子種(化学組成)を測定し、将来計画の早期実現に必要な技術を立証する。
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学術的意義、期待される成果 |
超高エネルギー宇宙線の起源は今もって謎である。その加速源を同定するには、ごく稀に飛来する超高エネルギー宇宙線の大気蛍光事象を高統計で測定する必要がある。本研究では、応募者独自の技術による望遠鏡アレイを展開し、従来よりも一桁高い統計を目指す次世代計画の技術を立証する。成功すれば、加速源の天体を同定し、その機構を解明できる可能性がある。
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