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2021 年度 審査結果の所見

真空中で動作可能な超低物質量分光計開発~次世代大強度ミュー粒子源による新物理探索

研究課題

研究課題/領域番号 21H04482
研究種目

基盤研究(A)

配分区分補助金
応募区分一般
審査区分 中区分15:素粒子、原子核、宇宙物理学およびその関連分野
研究機関大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構

研究代表者

西口 創  大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構, 素粒子原子核研究所, 准教授 (10534810)

研究期間 (年度) 2021-04-05 – 2025-03-31
研究の概要

本研究は、荷電レプトンの世代間混合をミュー粒子崩壊事象で調べるCOMET実験用高感度スペクトロメータ(分光計)を開発する提案である。準備研究で開発が成功した、真空中で動作可能な導電性薄膜による超低物質量飛跡検出器を用いて、スぺクトロメータ―を建設することにより、μ-e転換過程探索のためのビーム計測を実現することができる。

学術的意義、期待される成果

TeVスケール物理に優れた感度をもつ荷電レプトンフレーバ非保存事象探索が近年注目されている。本研究によって現状より4桁感度が向上することが期待でき、学術的に重要である。チェンバーの活性ガスを冷却用として使うアイデアは興味深いし、チェンバーの物質量低減は低エネルギー実験における波及効果も極めて大きい。

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公開日: 2021-07-07  

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