研究課題/領域番号 |
21H04485
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
中区分15:素粒子、原子核、宇宙物理学およびその関連分野
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研究機関 | 国立研究開発法人理化学研究所 |
研究代表者 |
大谷 知行 国立研究開発法人理化学研究所, 光量子工学研究センター, チームリーダー (50281663)
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研究分担者 |
鈴木 惇也 京都大学, 理学研究科, 助教 (90795014)
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研究期間 (年度) |
2021-04-05 – 2024-03-31
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研究の概要 |
CMB望遠鏡GroundBIRDとQUIJOTE望遠鏡の大角度スケールのデータを統合することによって、世界最多の8帯域観測を実現し、従来観測で観測を制限する前景放射の影響を取り除く。統合手法を確立し、ニュートリノ質量和の鍵を握る宇宙論パラメータ再電離度τの測定展望を確認する。
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学術的意義、期待される成果 |
ニュートリノ質量の起源を探ることは素粒子標準模型を超えた理論の探求である。τの測定(大角度スケール測定)と他実験による重力レンズ効果の測定(小角度スケール)を合わせてニュートリノ質量の和の測定精度の向上が期待できる。前景放射の除去は、CMB観測においては重要なテーマであり、推進すべき課題である。
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