研究課題/領域番号 |
21H04501
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
中区分17:地球惑星科学およびその関連分野
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
大場 康弘 北海道大学, 低温科学研究所, 准教授 (00507535)
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研究分担者 |
高野 淑識 国立研究開発法人海洋研究開発機構, 海洋機能利用部門(生物地球化学センター), センター長代理 (80399815)
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研究期間 (年度) |
2021-04-05 – 2025-03-31
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研究の概要 |
本研究は、生体内で遺伝情報伝達を担う核酸の材料が、生命誕生前の原始地球上にどのように現れたのか、その供給源・生成経路の解明を目指している。そのために、実験室で作製した彗星模擬物質と現有の炭素質隕石から、高分解能質量分析等によって、核酸生成の必須材料である複素環化合物やリン酸の有無を定量化することを目的としている。
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学術的意義、期待される成果 |
近年の分子進化研究分野の進展を取り入れた斬新な計画である。応募者の目覚ましい業績・経験に基づいた独創的な研究を発展させるものであり、彗星や隕石などの地球外物質によって原始地球にもたらされた有機物が最初の生命の材料となった、という仮説の検証に対して十分に寄与することが期待される。
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