研究課題/領域番号 |
21H04507
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
中区分17:地球惑星科学およびその関連分野
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
中谷 正生 東京大学, 地震研究所, 教授 (90345174)
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研究分担者 |
桑野 修 国立研究開発法人海洋研究開発機構, 超先鋭研究開発部門(高知コア研究所), 研究員 (30511969)
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研究期間 (年度) |
2021-04-05 – 2025-03-31
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研究の概要 |
本研究は、階層アスペリテイモデルとも整合的な断層面の摩擦メカニズムを実験室の粉体層の長時間固結実験で実証的に明らかにすることを目指す。応募者らが目指す新たな摩擦則が確立できれば、これまで説明できなかったマグニチュードの大きな地震が説明可能となり、将来の地震予知につながる。
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学術的意義、期待される成果 |
本研究は、地震現象の記述に本質的な意味を持つ断層の摩擦すべりに関するモデルを静的破壊エネルギーのスケール依存性に着目し、再構築することを目指している。断層沿いの粉体層内部での多粒子ネットワーク形成をモデル化することにより、自然地震が有する階層性を含む、破壊のスケール性の支配法則が解明されることが期待される。
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