研究課題/領域番号 |
21H04510
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
中区分17:地球惑星科学およびその関連分野
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
望月 公廣 東京大学, 地震研究所, 教授 (80292861)
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研究分担者 |
山下 裕亮 京都大学, 防災研究所, 助教 (80725052)
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研究期間 (年度) |
2021-04-05 – 2026-03-31
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研究の概要 |
本研究は断層境界を超えて広がるような地震について、その巨大化のメカニズムを観測により明らかにするものである。この研究に最適とされるNZ北島沖のヒクランギ沈み込み帯において国際共同観測を行い、SSEを含む地震活動の観測を海陸統合観測網により実施する。そして観測結果を解析することでプレートにおける流体の時空間分布を調べ、断層滑り連動の発動条件を解明する。
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学術的意義、期待される成果 |
応募者らは観測域でのSSE周期性や断層境界を超えて成長する断層すべり連動をこれまでの観測で発見しており、この研究はその実績を踏まえて発展させた研究と言える。地震の巨大化の原因とされる断層すべり連動のメカニズムを解明するという独自性があり、学術的にも重要な研究と言える。研究手法は応募者らの成果に基づいて組み立てられており、研究の実現性は高く、国際共同プロジェクトとの連携も期待される。
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